平成21年秋期 午前問21

オープンソースシステムの定義に関する問題。
詳しくはコチラ

・OSSとともに頒布される,ほかのソフトウェアのソースコードも公開しなければならない。
 →それじゃ、OSSのシステムにはOSSのソフトウェアしかぶっ込めなくなるよ。

・OSSを再頒布する場合は,無料にしなくてはならない。
 →仕事にならんがな…(;´Д`)

・営利目的の企業での使用や,研究分野での使用も許可される。
 →オープンソースですものね。

・ソースコードを改変した場合の再頒布条件に,制約があってはならない。
 →「派生ソフトウェアに元のソフトウェア とは異なる名前やバージョン番号をつけるよう義務付けるのは構いません。」とあるので、制約を付けられる場合もある。

平成21年秋期 午前問20

UNIXのファイルシステムに関する問題。

・磁気ディスクなどの入出力装置にアクセスするためのファイル
 →特殊ファイル

・テキスト,オブジェクトコード,画像データなどを格納するためのファイル
 →通常のファイル

・ファイル名とファイルの実体を対応付けるためのファイル
 →ディレクトリファイル

・複数のパスから一つのファイルを参照するためのファイル
 →シンボリックリンク

平成21年秋期 午前問19

引き続きRTOSの話。

実行待ち状態=待機
実行状態=実行中

ということなので。
「タスクAが実行状態から実行可能状態へ遷移する」って、
要するに「実行中だったのを一旦ストップさせられた」ってことか。

それは即ち、より優先度の高いタスクが割り込んできたということなので
「タスクAより優先度の高いタスクBが実行状態となった。」が正解。

平成21年秋期 午前問18

リアルタイムOSに関する問題。

RTOSについてはココの解説が分かりやすかった。
あとはwikiって。

とりあえず、ラウンドロビン方式は汎用OSだ、ということは分かった。
が、他の選択肢の話がさっぱりだね(`・ω・´)

……orz

平成21年秋期 午前問17

0.6と0.7の稼働率で、片方のみ稼動状態の割合を算出。

0.6*(1-0.7)+0.7*(1-0.6)
0.6*0.3+0.7*0.4
0.18+0.28=0.46

で、0.46が正解。

平成21年秋期 午前問16

待ち行列理論の問題。
端末数と平均応答時間の関係を表すグラフを選ぶ。
要は、端末が増える=アクセス数が増加すると、平均応答時間はどう変移するかということ。

・端末数が増える=平均到着率が上がる
・利用率=平均到着率/平均サービス率
・平均サービス率は一定
・端末数が増える=利用率が上がる
・{利用率/(1-利用率)}×平均サービス時間+平均サービス時間
・平均サービス時間は一定

仮に平均サービス時間を1とすると

{利用率/(1-利用率)}×1+1
{利用率/(1-利用率)}+1
{利用率/(1-利用率)}+{(1-利用率)/(1-利用率)}
利用率+(1-利用率)/(1-利用率)
利用率+1-利用率)/(1-利用率)
1/(1-利用率)

仮に利用率を入れて演算すると

1/(1-0.1)=1/0.9=1.111…
1/(1-0.4)=1/0.6=1.666…
1/(1-0.6)=1/0.4=2.5
1/(1-0.8)=1/0.2=5

つまり、加速度的に上昇するグラフが正解。