平成21年春期 午前問65

また共通フレーム2007…。
今度は要件定義プロセス行うべき作業はどれか。

・新しい業務のあり方や運用をまとめた上で,業務上実現すべき要件を定義する。
 →要件定義プロセス

・企業で将来的に必要となる最上位の業務機能と組織モデルを検討する。
 →企画プロセスのシステム化構想の立案

・システム化機能の整理とネットワーク構成などのシステム方式を策定する。
 →開発プロセスのシステム方式設計

・システムが提供する信頼性,性能,セキュリティなどのサービスレベルを定義する。
 →開発プロセスのシステム要件定義

平成21年春期 午前問64

ERPパッケージに関する問題。
ストラテジ系は用語でつまづく展開が多いな!
とりあえず、ERPパッケージの解説はwikiで。

要するに企業活動における統合的な管理システムのパッケージってことね。
製造・物流・販売・調達・人事・財務会計を全て包括すると。
で、それを導入して基幹業務システムを再構築する場合の留意点はどれかと。

・各業務システムを段階的に導入するのではなく,必要なすべての業務システムを同時に導入し稼動させることが重要である。
 →無茶言うねぇ。段階的に導入した方が、会社の負担は減りますな。

・現場部門のユーザの意見を十分に尊重し,現行業務プロセスと合致するようにパッケージのカスタマイズを行うことが重要である。
 →全部現行に合わせてカスタマイズしちゃったら再構築の意味なくね?

・最初に会計システムを導入し,その後でほかの業務システムを導入することが重要である。
 →順不同でOKです。会計を優先する理由がない。

・パッケージが前提としている業務モデルに配慮して,会社全体の業務プロセスを再設計することが重要である。
 →というかコレがしたいんですよね。ということで、これが正解。

平成21年春期 午前問63

顧客訪問時間は5時間/5件なので1件あたり1時間。
6件にすると6時間で、総業務時間は8時間なので、残りは2時間。
訪問準備時間は1.5時間/5件なので、1件あたりの時間は0.3時間。
コレをシステム導入で0.1時間削減できるので1件あたり0.2時間。
6件では1.2時間。
その他の業務時間1.5時間と合算すると2.7時間で、0.7時間オーバー。

削減する時間は0.7時間。

平成21年春期 午前問62

経産省のシステム管理基準なんて読んだこともねーわよ…orz
これもあとでー…。

平成21年春期 午前問61

共通フレーム2007の話。
詳しくはコチラで。
あとこれね。
IPAが提言してる話だから出てきて当然の問題なのかな。

共通フレーム2007自体をイマイチ把握してないので、ちょっと後回し。

平成21年春期 午前問60

コンピュータセキュリティのリスク対策に関する問題。
・リスク移転
・リスク回避
・リスク低減
・リスク保有
の4種類がある。
このうち、リスク保有に該当するものを選ぶ。

・インターネットからの不正アクセスがWebサーバの被害にとどまるので,LAN上の配置は現状のDMZのままとする。
 →リスク保有

・水害を避けるために安全な高台にコンピュータセンタを移設する。
 →リスク回避

・大規模な災害によるシステムの長時間停止に備えて,保険に加入する。
 →リスク移転

・ノートPCの紛失に備えて,指紋認証の機能とPC内に保存するデータの暗号化ソフトを取り入れる。
 →リスク低減

平成21年春期 午前問59

安全性の監査証跡はどれか。
監査証跡の種類は以下の3点。
・信頼性…品質並びに障害の発生、影響範囲及び回復の度合
・安全性…自然災や不正アクセス、破壊行為からの保護の度合
・効率性…資源の活用及び費用対効果の度合

・CPUの性能評価レポート
 →信頼性

・アクセスログ
 →安全性

・計算チェックプログラムの単体テストの結果報告書
 →信頼性

・ソフトウェア導入の費用対効果分析表
 →効率性

平成21年春期 午前問58

ヒアリングに関するシステム監査人の行為について。

・システム監査人は,監査対象部門に関係する管理者の中からヒアリングの対象者を選ぶ。
 →被監査部門の管理人に対して行うものですね。

・ヒアリングで被監査部門から聞いた話を裏付けるための文書や記録を入手するよう努める。
 →裏付けは必要ですね。コレが正解。

・ヒアリングの中で気がついた不備事項について,その場で被監査部門に改善を指示する。
 →システム監査報告書にまとめて提出しますね。

・複数人で行うと記録内容に相違が出ることがあるので,1人のシステム監査人がすべてのヒアリングを行う。
 →主観が入っちゃうから複数人でやりますね。

平成21年春期 午前問57

リポジトリを構築する理由について。
詳しくはwikiで。

・各工程での作業手順を定義することが容易になり、開発・保守時の作業ミスを防止することができる。
 →リポジトリは、作業手順を定義するものではない。

・各工程での作業予定と実績を関連付けて管理することが可能になり、作業の進捗管理が容易になる。
 →リポジトリは、進捗管理をするものではない。

・各工程での成果物を一元管理することによって、開発・保守作業の効率が良くなり、用語を統一することができる。
 →正しい。

・各工程での発生不良を管理することが可能になり、ソフトウェアの品質分析が容易になる。
 →リポジトリは、発生不良の管理や品質分析は行わない。

平成21年春期 午前問56

システムの移行計画に関する問題。

・移行計画書には,移行作業で問題が発生した場合に旧システムに戻す際の判断基準が必要である。
 →必要ですね。なので、コレが正解。

・移行するデータ量が多いほど,切り替え直前に一括してデータの移行作業を実施すべきである。
 →事前に移行できるものはやっといたほうがいいですね。

・新旧両システムで環境の一部を共有することによって,移行の確認が容易になる。
 →共有することで確認しにくくなりますね。

・新旧両システムを並行運用することによって,移行に必要な費用が低減できる。
 →旧システム落とせない分維持費が嵩みますね。

平成21年春期 午前問55

SLA(サービス水準合意)に関する問題。
SLAに関してはwiki参照のこと。
略して書かれると何のことか分からんね。

サービス提供にあたって、発注者と提供者の間で交わされたサービス品質に対する合意文書を指す。
ので、「顧客とサービスプロバイダの間で合意されたサービスの目標及び責任範囲」が正解。

平成21年春期 午前問54

教育技法に関する問題。

・一定時間内に数多くの問題を処理させることによって,問題の関連性,緊急性,重要性などに対する総合的判断力を高める技法
 →インバスケット

・日常の開発業務の中で,先輩や上司が個別に指導し,実体験から知識を習得させる技法
 →OJT

・参加者に特定の役割を演技させることによって,各立場の理解や問題解決力を高める技法
 →ロールプレイング

・参加者のアイディアを批判することなく,またそのアイディアから新たなアイディアを導き出そうとする創造的問題解決に適した技法
 →ブレーンストーミング

平成21年春期 午前問53

グラフの使い方に関する問題。

・企業の財務評価などで,複数の特性間のバランスを把握する
 →レーダチャートが適当。

・商品価格の最高値と最安値など,ある期間内に幅のある数値を時系列で表現する
 →浮動棒グラフが適当。

・全支社の商品ごとの売上高の比率など,二つ以上の関連する要素の比率の変化を比較する
 →帯グラフが適当

・年度ごとの売上高の内訳の推移など,要素の変化と要素の合計の変化を比較する
 →積み上げ棒グラフが適当。

平成21年春期 午前問52

5ヶ月、10人での進捗が40人月分。
残工数が48人月。
完了予定まで3ヶ月。

40人月進めるのに、のべ50ヶ月掛かっているので、1人当たりの1ヶ月の仕事量は0.8である。
残工数の48人月を消化するのに必要な時間は48/0.8=60ヶ月。
3ヶ月で終了させるために必要な人数は20人。
つまり、10人の補充要員が必要。

つーか、コレ現実だったらこのプロジェクト破綻してるだろ…。

平成21年春期 午前問51

アローダイアグラムを用いたクリティカルパスを求める問題。
ダミー作業ってなんぞ、というところに引っかかった。
並行作業がある場合に引っ張る、所要時間0時間のラインのこと。

解説はこんなページがあったんで、それで。

ルートは
A(10)→C(10+5)→E(20)→H(10)=55
A(10)→D(15)→F(15)→H(10)=50
B(5+5)→G(25)→H(10)=45
の3つ。

最大55時間なので、所要時間は55時間。